リュウと春麗の萌え日記   (そま)

リュウと春麗の萌え日記

ケンとリュウさんについての考察

まずはあらためてケンについて書いてみたい。

 

 

ケンは初期設定では日本人であるにもかかわらず、髪を金髪に染め、赤い道着に身を包んだチャラこい武道家という印象を与えるキャラだった。

 

 

リュウさんのライバル的存在として生み出された彼は、剛毅朴訥で努力型のリュウさんとは対照的に、天真爛漫の天才肌なキャラとして位置づけられた。

 

 

しかし、ストⅡムービー、Ⅳムービーを改めて見てみると、全然チャラくないのだ。師匠に対しての礼儀と敬意はちゃんと持っているし、稽古もまじめにやっていた様子。

 

 

彼は格闘家ではあるが、四六時中修行に没頭することなく、バランスよく私生活をエンジョイしている。

 

 

そして、彼女(イライザさん)の前では普通の男としてふるまい、デートを心から楽しむことができる男なのである。

 

 

モテる男は女の話を聞くことができる男だ。イライザさんは普通の女性なのだから、ケンは格闘一辺倒の話題で埋め尽くしたりしないだろう。格闘家としての顔はあくまでも戦う必要のある時にしか見せることはないようだ。

 

 

ケンはイライザさん一筋だ。だからちゃんと結婚もした。ケンはチャラいどころか、誠実な男なのである。ここまではⅡのエンディングまでのストーリー。

 

 

Ⅳのムービーでは、多忙であっても仕事と家庭を両立させようとする姿を見せてくれる。ケンは地に足をつけて現実世界に向き合い、社会的責任を果たしている。

 

 

イライザさんとの時間がなかなか作れなくても、子供は作れた。それでまた、夫婦仲が良くなった。

 

 

地位名誉財力全米最強イケメン愛妻家のケンは実に理想的な男性なのである。ここまで書いてみて、筆者も「ケンがいい~~!」と思ってしまった。ごめん、リュウさん。

 

対照的なキャラ設定とはいえ、ケンのことを書けば書くほど、リュウさんがとても不憫に思えてくる。リュウさんはまったくモテない男であることが証明されたと言ってもよい。

 

 

共に生きていくことを想像することさえ困難な男。結婚生活などありえないくらい現実離れした男。

 

 

そんな男に群がってくるのは、暑苦しいサイコパス基地外格闘家野郎ども。うわぁ~~~ほとんど悪夢だわ。リュウさん、さらに不憫・・・。

 

 

要するにリュウさんとケンを同列に語ることはできないのだ。なぜならば、彼らは役割が違うから。

 

 

ケンはどんなに現実世界での成功者であったとしても、ベガ様を倒す役割を担っていない。それは本人がよく知っている。

 

 

リュウさんはどんなに現実世界で不遇であったとしても、彼はベガ様を倒さなければならない役割を担わされている世界で唯一の男なのである。

 

 

赤いハチマキに道着姿が一張羅の彼は、日の丸を背負う日本の魂を担ったキャラであり、この世界に新たなる王道を示す役割が課せられているから。

 

 

リュウさんのミッションは、闇の支配者から人類を救済すること。それが主人公、すなわちヒーローたる使命。

 

 

天涯孤独で物質的富は何一つ与えられず、殺意の波動に呪われた不遇の主人公には、一縷の望みが託されている。

 

 

それは、現代文明に染まらず統治されざるキャラゆえに引き起こすことのできるパラダイムシフト。

  

 

彼は文明を書き換えるという役割を担っているのだ。

 

 

そのミッションを実行するために必要なトリガーが彼の中に隠されている。それを彼自身が見つけようと苦しみもがいてきたわけで。

 

 

それを筆者は1992年7月からわかっていたわけで。

 

 

それが開示されたのが2016年のゼネストなわけで。

 

 

リュウさんのトリガーは、春麗さんとの握手。すなわち男女の 結び。契り。

 

 

それによってベガ様とシャドルー基地の崩壊が引き起こされた。これを意味するのは闇の支配文明の終焉。すなわち次世代領域へのパラダイムシフト。これが新たなる王道。

 

 

不遇の主人公は、人類を闇の支配から救った英雄へと変容を遂げたのだ。

 

 

春麗さんとくっついたおかげで。

 

 

・・・。

 

 

長かったあ~~。

 

 

三次元では25年間も待ったけれど、二次元ではたった2年間の出来事。

 

 

リュウさん、よく辛抱されました。これからは堂々と春麗さんといちゃついて、ケンをドン引きさせてあげてください。ヒーローはヒロインとくっつかなきゃダメ! これがリュウさんの新たなる王道。

 

 

リュウさんの個人的なパラダイムシフトは、春麗さんとラブラブになって「いのちを生み出す」ことなんだ。