アンソロ本読者感想文ー!!
今日もアンソロ本を読ませていただきました。筆者(そま)はアンソロ参加者ではありますが、一読者でもあるのです。
ともかく、毎日読みたい!! いい夢みたい!!
いや~、これで健全に生きていけますな~。メシウマ~(^^♪
もう、どれだけリュウさんがかっこいいことか。長年悲惨な扱いを受け続けてきた悲劇の主人公リュウさんが、ほんまにめちゃくちゃかっこええのです。
迷いはない!
一途に心の片隅に咲き続けていた春麗さんという一輪の花に愛を注ぎ続けてきたリュウさんの本心がやっと素直に愛を表現するようになった。そんな確信と爽快感がある。
春麗さんもまた、堂々たる女房ぶり!! 初代ストⅡからずっとリュウさんと一緒だったという実績と貫禄と、公式でやっとくっついた事実が彼女を強くする。
そして周りの仲間もまた、当たり前のごとく「リュウ春」を見ているという構図。
うわ~。
書いてて、本当に本当に接点皆無だったストⅡ時代からは妄想でしかなかった二人の関係が、アンソロ本には基本設定になっているんだよ!!
それは執筆者様方の表現は様々ではあっても、共有されてきた集合意識だったのだな~と思いいたっております。
リュウさんは決して単純鈍感格闘バカな男ではなかった。
高嶺の花を見上げつつ、いつかあの花(春麗さん)にこの拳(思い)が届けばと、精進し続けてきたひとりの男の生き様を見たかのようです。
寡黙に拳をふるうことでしか表現できなかった不器用な男が、女性の柔肌に触れて初めて自ら秘めてきた思いが愛に満ち溢れていたことを思い知る。
陰と陽。右と左。上と下。男と女。
片割れ探しの旅の終焉。それがゼネスト。
初代ストⅡから25年間の時空間を経てたどり着いたリュウ春アンソロ本。妄想の集大成。
それすなわち、思い強き者たちによる集合意識の物質化現象。21もの想念が寄り集まって渦をなし、銀河のごとく回転することによってエネルギーを生む。
このエネルギーは周囲の思いを呼び込んでさらに大きく回転してゆく。それが集合意識。それは無意識で共有されやがてスピンアウトを生みだす。
強き思い。それは意識エネルギー。
思考は現実化する。念ずれば花開く。
創造神は一次元ドットから二次元キャラを生み出し、ファンの思いによって人格化され、それぞれのキャラが人間関係を織りなしてゆく。まさに創造のプロセス。
リュウさんと春麗さんの関係は妄想から物質化(=アンソロ本)されると集合無意識は公認の関係だと認知されてゆく。
そのエネルギーは基本設定(公式)さえ書き替える力をはらんでいる。
単なる対戦ゲームが今や物語となった。強き思いの妄想家たちによって。
そして妄想家たちはヒーローとヒロインを結婚させようと思いをさらに強くする。加速度をつけた思いは周囲を巻き込んで回転し現象化させてゆく。
彼らの思いはとどまることを知らない。恋人関係の次は結婚、結婚の次は子供、となるのは世の常。
思いが物語を織りなしてゆく。
妄想家たちに共通することは根底にあるキャラ愛。キャラが幸せになってくれればそれでいい。ただそれだけのために情熱を注ぎ続ける。
25年間も。
26年目になってもまた、妄想を創作し続ける。それが彼らのよろこび。
そしてそれは筆者(そま)のよろこびでもあるのです。