リュウと春麗の萌え日記   (そま)

リュウと春麗の萌え日記

実はリュウさん、春麗さんのことが好きだったのでは!?という疑惑を検証してみた。

リュウさんは長年何かを探し続けてきたけれど、春麗さんと握手したらあっさりベガ様を倒しちゃったね~。

ひょっとしてリュウさん、ず~っと春麗さんのことを好きだったんじゃないかな~?って思ってしまったの。好きなのに、その気持ちを受け容れなかった。だから殺意の波動は克服できなかったんじゃないかって!?

ダルシム師に「今一度、おぬしが秘める波動に向き合うがよい」 ってアドバイスされるんだけど、リュウさんが秘める波動って、春麗さんへの思いだったりしてね!?

だって、あんなにもあっさりベガ様を倒しちゃうんだもん。春麗さんと握手しただけで。春麗さんのこと好きじゃなかったら、できない芸当だと思うんだ~。

それに、シャドルー基地から脱出するときに、波動拳春麗さんを守っちゃうんだけど、あれ、絶対リュウさんが春麗さんに特別な感情があったから「攻撃」じゃなくて「守るための」波動拳になったんだと思うの。つまり、春麗さんにだけしか使えない技だったんだよ。そのことを今さらながら考えてみたの。

「ずっと、何かを探している」

これ、『君の名は。』のフレーズです。リュウさんと同じなんですよね。探しているのは、物質的なものじゃないことは明白なわけで。だからこそ、何かがわからない。

拳で答えを探してきたリュウさんにとって、まさか自分の中に答えがあるなんて思わなかったんだろうね。答えは自分の外にあると思ってずっと世界中を旅していたんだから。

彼は自分の感情を感じ取ることが苦手なの。できれば感情に振り回されたくない。感情は抑え込むものだとさえ思っているの。ゼネラルストーリーでは次のようなセリフがあります。

 

ダルシム師 「おぬしの心には波一つない。しかし、抑え込むだけでは、いずれ波に呑まれる。今一度、おぬしが秘める波動に向き合うがよい

リュウさん 「向き合う・・・

 

それではじめて自分の感情に素直になってみたんじゃないかな? それでベガ様をあっさりと倒せてしまった。彼は自分に素直になることを、体験してはじめて自分に許すことができたのかもしれないね。

そんなリュウさんだから、答えを見つけてしまったらまっしぐらに突き進むはずなんだ。

チュンリーーーーーー!!!!!」ってね。

ああ~~~見たいな~~~そのシーン!!

瀧くんが「みつは~~~~!!!!」って叫ぶように、リュウさんが春麗さんの名前を叫ぶシーンを見てみたい!!!!

煩悩ですな~。いやいや、これは魂の叫びですから。

男は女に向かって突き進む。これは自然の摂理ですからね。

男が運命の女に出会えたときの歓喜

そのすさまじいほどの感情の昂ぶりは、見る者に感動と共感の渦を巻き起こすの。

なぜならば、それは生命の普遍的なシステムだから。

システムとは? 「愛」ですよ。

久しぶりにHPから引用しました。字数制限があって、全文を載せられませんでしたので、続きはクリックお願いしますね。

 

リュウさんがずっと探し求めてきたものは何か?


まずは『ゼネスト』から。 

映画仕立てのゼネラルストーリーはたくさんのキャラが総動員で登場しますが、主人公はリュウさんです。そしてヒロインは春麗さんです。

なぜならエンディングの登場キャラのクレジットの筆頭にリュウさん、その次に春麗さんの名前が挙がっているからです。

 

リュウさんは主人公だというのにほとんどセリフがありません。格闘家でありながら求道者でもある彼は言葉で語らず「拳」で語っているからです。

ストーリーの序盤から殺意の波動をいまだ克服できないでいるリュウさんは「右拳」を見つめて何かを探しています。

リュウさんはこんなにも懸命に修行をし続けているというのに、いったい何が足りないのでしょう。覚者であるダルシム師からは「今一度、おぬしが秘める波動に向き合うがよい」 とのアドバイスをいただきます。
リュウさんは「右拳」を見つめるのです。何が足りないのだろうかと。何と向き合うべきなのかと。
そこへネカリという名の古代の戦士が突如現れ、リュウさんは殺意の波動を発動してしまいます。
  
ダルシム師は身体を張ってリュウさんの攻撃を阻止します。
殺意の波動に呑まれてはならぬ」とダルシム師。リュウさんは右手を見つめ、うなだれるのでした。
ケンが勝負を挑みに来ました。けれどもリュウさんは負けてしまいました。
ケンが去った後、リュウさんは「右拳」を見つめ、たたずむのでした。
シャドルー壊滅作戦の参戦を依頼を受けたリュウさんは、日本に帰国してネカリと再戦します。
ネカリに一撃必殺を与えたのは「左拳」でした。
リュウさんはネカリに勝利しました。でも勝負のあと「まだだ!」と一言。探している何かを得た手ごたえはまだないようです。なぜなら、今回は「左拳」で勝利したのであって「右拳」ではなかったからです。
ネカリとの対戦を見ていた春麗さんが「がんばりましょう」と握手を求めてきました。

    

リュウさんは「右手」で春麗さんと握手しました。

ふたりは握手した後、ともにシャドルー基地へと向かいました。
クライマックス、リュウさんはベガ様と一騎打ちです。

ベガ様「かの者を倒したその力、見せてみろ!」

  

リュウさん「倒すための力ではない」

リュウさん「これは進むための力!」とうとう「右手」に探していた何かをつかんだようです。
なんと、リュウさんはベガ様のサイコパワーを殺意の波動を発動させることなく受け止め、なおかつ波動拳をベガ様に放つことができました。受け止めるのは女性性、放つのは男性性の特徴です。

 

ネカリを一撃した「左手」は男性性。春麗さんと握手した「右手」は女性性。この相反する一対がそろってはじめて、リュウさんは完全となれたのです。リュウさんの放った波動拳はこうして完成したのです。

左と右。男と女。陽と陰。上と下。これら二元性を一つにすることなくして殺意の波動を克服することはできなかったのです。

 

陰陽の統合がベガ様に対しての勝因だったのです。

 

ここまでを頭に入れておいてくださいね。次、いきますよ~。

 

君の名は。』瀧くんが探していたものとは?


 主人公の瀧(たき)くんはずっと何かを探しています。どうやら「右手」に何かを探しているようです。

ヒロインの三葉(みつは)さんも「右手」に何かを探しているようです。
瀧くんはじっと「右手」を見つめていつも何かを探しているのです。

 

男と女の入れ替わりという現象が起きた後、彗星が落ちてくる直前に3年という時空間を超えて「かたわれ時」=「彼誰時」にふたりはやっと出会うことができました。瀧くんが探していたのは一対の片割れの三葉さんだったのです。

陰陽の統合です。

ゼネストと同じですね。ここまでは基本中の基本ですよ。陰陽の統合が起きるとどうなるのでしょうか。 

 

彗星と波動拳


君の名は。』のストーリーは彗星が軸になっています。これは何を象徴しているのでしょうか。

彗星はこの湖に向かって落ちるのです。
彗星落下の直前に、宮水神社のご神体にお供えしてある口噛み酒(三葉の分身)を飲んで記憶を取り戻した瀧くんが体験(体観)したのは・・・。
1000年前に彗星が湖に落ちた記憶とともに映し出された映像・・・。
三葉さんを産んだ母二葉さんの記憶でした。
彗星は火。湖は水。彗星は精子。湖は卵子

このふたつがひとつになることにより誕生するのは生命・・・。

 一方、ストリートファイターⅤゼネラルストーリーでは・・・。

崩壊するシャドルー基地から脱出する際、リュウさんが波動拳を放ちます。
なんと春麗さんに向かって。

波動拳によって落下物から守られた春麗さんは、女の子を抱いてリュウさんのもとへと駆け寄ります。

波動拳精子春麗さんは卵子。このふたつがひとつになることにより新たな生命(女の子)の誕生を物語っています。

 

陰陽の統合によって生命を生み出すことができるという基本原理を戦いの世界の中で描写していたのです。

生命の誕生は、同時に家族の誕生でもあるのでした。(ゼネストにおいては比喩的表現となっています)

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