隆春の黒歴史「ドラマCD」その2
今回ご紹介のドラマCDはガイル少佐の復讐劇です。ガイル少佐とナッシュ氏がドラマ化されたのは、これがはじめてだったと思います。
米兵は誰しも心に傷を負っている。だからこそガイル少佐とナッシュ氏の物語は海外では強い共感力がある。海外ではリュウさんではなくガイル少佐が主人公扱いされてきたのは、お国の事情柄ということですね。
米兵のストーリーはハリウッドでの定番中の定番。
正義を貫くために悪に立ち向かうという構図。けれども「勧善懲悪」では戦争を無くすことはできないのです。。。
シリーズを重ねるごとに巨大になり、今やベガ親衛隊をも従える強烈なカリスマ性を備えたラスボス中のラスボス。それがベガ様。
ストリートファイターシリーズに出てくるキャラはほとんどが打倒ベガ様の構図になっているのですね。
いまとなってはベガ様は愛すべき悪役。ベガ様なくしてストリートファイターシリーズは存在できないほど偉大なるボスキャラの地位にあるのです。
このドラマCDの時点では春麗さんとガイル少佐はまだコンビ化されていません。
ちなみに復讐に燃えている「ガイルvs春麗」、「ガイルvsリュウ」となっていて、傷ついた春麗さんの代わりに戦うリュウさんはちょっとかっこいいポジションにいます。(ちょっとうれしい)
リュウさんも春麗さんも第一作目はやりすぎた感があったせいで自粛ムードが漂うのは気のせいでしょうか。前回ほど強烈なキャラではないですが、今回の作品があって、第三作目へと続いてゆくのです。(ちなみにケンはすでに結婚済)
おまけ:CDのラストに登場されるカプコンさんのNINさんいわく「いかなるジャンルも創造の最大のテーマは『超越』すること。受け手の想像力を超えることなのだそうです。
いい勉強になりました。