リュウと春麗の萌え日記   (そま)

リュウと春麗の萌え日記

さくらちゃんのリュウさん追っかけぶりはハンパない!でもリュウさんがたどり着いたのは春麗さんだった。

さくらちゃんの初期&ボツ案のイラストがカプコンさんのHPにアップされていました。

game.capcom.com

 

さくらちゃんはリュウさんの「おっかけ」女子高生で、リュウさんの技を見様見真似で習得したというかなりシュールな設定で生み出されたキャラでした。ZEROが出た頃の衝撃が思い出されます。

 

果てしなく女子高生とかけ離れた位置に存在している孤高の格闘家があろうことか、まさかの女子高生に追いかけられることになるリュウさん。彼は艱難辛苦の思いで体得した技を、制服を着たままの軽いノリで真似られることになってしまう!?のです(笑)

 

これは、逆説的にいえば、女子高生に言い寄ってこられたからと言って決して手を出さないリュウさんだから与えられた設定なのです。(普通の男なら棚ぼたと思って手を出すでしょうが)

  

そんな求道者リュウさんは、そもそも人の真似をしないのです。彼自身がオリジナルだから。

 

彼は修行時代にさんざん師匠から格闘術の技を真似て習得してきたけれど、真理を体得すべく、守破離の「離」を求めて世界へ旅立ったわけなのです。

 

世界へ旅立てば、強い奴はいくらでもいた。それは豪傑たちであって、まだ上の段階がある。まだ見ぬ境地を追い求めるうちに彼はそもそもの疑問を抱くのです。

 

強さとは何だ? 力とは何だ?と。

  

さてさて、旅費を稼ぐためにアルバイトに励みつつ山を分け入ってまでリュウさんを追っかけ続けるさくらちゃん。(Ⅳのムービーではアメリカにあるケンの家までリュウさんを追いかけてましたね。↓)

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もしもリュウさんに出会えたらどうするの?戦うの?

 

これまではそれでよかった。

 

でも、大人の女性になった彼女は答えを見つけるのです。

 

「赤ちゃんを産んでいのちを繋ぐ。それが女としての強さ」なのだと。

  

女は遠くへ修行に出かけなくても、山籠もりしなくても答えは自分の中にあることを無意識に知っているのです。お宮(子宮)が自分の中にあるから。

 

男が外に答えを求めて難行苦行しても悟れないのは、お宮を持っていないから。

 

けれど、出会うべき女性のお宮にお参りしたら、悟れるようになっているのです。

 

リュウさんは真理を追い求める人であって、決して女性を追いかけているわけではない。ましてや、女性に追いかけられても振り返ることなどないのです。だからこそもっとも女性から遠い位置にいた。

 

けれどリュウさん、春麗さんと握手したら目覚めてしまいましたね。ベガ様を滅ぼすのではなく光に反転させてしまいました。

 

あれは、春麗さんのお宮にお参りしたからなんですよ(笑)

 

お参りできたから覚醒できた。

 

そして女の子が出てきたんですよ。

 

気付きませんでした?

 

春麗さんとの握手が男女の結びであり契りだったんですよ。

 

リュウさんがシャドルー基地から脱出するときに春麗さんに放った波動拳精子卵子の受精の暗喩ですよ。

 

こんなこと書いてるのはここくらいでしょうが、これこそが生命創造の原理ですよ。

 

まさか、格闘ゲームの戦いの最中にその描写を映せませんからね。ストⅡムービーは春麗さんのシャワーシーンがあったんだから、映してくれても全然構わないのにね~。むしろ大歓迎なのに~~(笑)

 

生命創造の原理はミクロからマクロまで等しく与えられた力。それを神の力といわずしてなんといいましょう。神様も、男性と女性の神様がいて生命を創造されるのです。

  

生命は女から生まれる。

 

じゃあ、女にとっての強さって何?

 

男性と同じ土俵で戦って勝つこと? 男性社会の序列の上位に立つこと?

 

これは、男性性の特性ですから女性の強さではありません。

 

これまで長きにわたり女性は抑圧されてきましたから、男性と同権を声高に主張するジェンダーとかの思想が跋扈していますが、それは男性性です。女が男と同じ世界で戦って生きた結果が「おひとりさま」。

 

(男性性の極致にある現在の日本は少子化という言葉にかぶせていますが、日本人を根絶やしにしたい闇の意図が隠されているのです)

 

女は子供を産み育てる能力を持たされた種族。弱けりゃ子供など産めません。松濤館流空手師範の知人から教えてもらったのですが、男は陣痛の痛みで失神し、出産の痛みで死んでしまうのだそうです。。。

 

いよいよ格闘ゲームの世界で、ゲーム本編の中でまさに「生命の誕生」を語られる時代がやってきたのですね。感慨深いです。女性キャラがたくさん出てきたことはまさに女性性の時代の到来を示唆しています。

 

筆者、初代スト2の時代(1992年)にリュウさん(男)には春麗さん(女)がいなけりゃ完成しないことをわかっていました。けれどそんなことを言ったら変人扱いされますからず~っと黙っていました。

 

でも、やっと「生命誕生の原理」という当たり前のことが公式で表現される時代がやってきて、筆者もようやく小説に表現することが許されたのだな~と思うのです。 

 

すごいですね。格闘ゲームの世界から「赤ちゃんほしい」とか「命をつなぐ強さ」とかいうびっくり発言が飛び出すなんて。。。時代は確実に変わってきている。闇から光の時代へと。

 

カプコン様はとてもすばらしい仕事をしておられると尊敬します。格闘ゲームを単なる暴力で終わらせない真摯な姿勢が伝わってきます。さすがは格ゲー界の金字塔を打ち立てられた会社様です。きっと世界中から称賛されることでしょう。

 

リュウさんを単なる格闘ゲームの主人公として終わらせない。彼は日本人の象徴的キャラである以上、日本人としての役割を担っているキャラだから。

 

彼を表現するということは、日本人に備わっている本質的な役割を表現するということだと思います。なぜならば、彼にリスペクトしているのはさくらちゃんだけではないから。

 

リュウさんは地位名誉や賞金が目的で戦っているのではない。ほかのキャラと違って個人的な恨みを晴らすために戦っているわけでもない。日本人が失ってしまった真理を探し求めている格闘家なのであります。

 

初代ストⅡのリュウさんに初めて出会ったときに稲妻が落ちた筆者がそれから25年後に書き始めた裏サイト(HP)で気づいたことをいろいろ書いてきました。

 

実は筆者、さくらちゃんみたいにリュウさんグッズは何一つ持っていないんです。いいな~とは思うけれど、持っていないんです。なのによくもあれだけ好き勝手にいろいろ書いているなと思います。

 

昔、リュウさんの求める答えが知りたくて必死で集めたスト2関連創作物には答えが書いていないと思って全部捨てちゃったんですよ~。置いとけばよかったね。欲しい人にあげられたのに。

 

今回も読んでいただいてありがとうございます。

 

HPの続きをやっと書き始めました。HPを書こうとしても眠くて書けないのと、気づきが後からくるために、すぐに書けないのです。

 

ブログは表。HPは裏サイトです。

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