ラシード王子が探していた「友達」は女だった!?
今日はラシード特集~。(≧▽≦)/ワーイ
ラシード王子、好感の持てるいいキャラしてます。
ラシード様は女性や子供と戦うことや、暴力を好まない平和主義者。
争いやもめ事は嫌いなのに、困っている人を見ると放っておけない親切な好青年。
王子なのに威張らない。年上の人には下手に出るわきまえをもっています。
要するに実にスマートな若者なのです。
ゼネラルストーリーは悪に立ち向かうキャラたちのそれぞれの人生の集大成としてのドラマが描かれています。
ベガ様に対するそれぞれのキャラの思いは、恨み、怒り、悲しみ、絶望、恐怖、不安といった人間の負の感情があぶり出されていて、全体的に重い空気になっています。
そんなドラマに颯爽と登場したラシード王子は持ち前の陽気さで場を和ませてくれます。
彼はⅤの新キャラにして主人公の格を備えたスタンスに位置しているのです。
なぜなら彼は「王子」だから。
そして彼はもう一人の王たる主人公と表裏一体になっています。
さて、もう一人の王たる主人公とは誰でしょう?
もちろん、我らがリュウさんです。
リュウさんの一体どこが王なの?と疑問に思われた方はこちらへ。
ともかく、ラシード王子は表。リュウさんは裏です。
ラシード王子は陽気で感情表現が豊かでセリフも多いですが、
リュウさんは陰気で感情表現もセリフもほとんどありません。
要するに、この二人は表裏一体にして陰と陽の関係なのであります。
ところで、ラシード王子とリュウさんは何となく似ていませんか?
▲ラシード王子(左)リュウさん(右)ストⅤゼネラルストーリーより。
わたしははじめてラシード様を見たとき、リュウさんとのあまりのそっくりさにビックリしたもんでした。
だって、顔だちも濃い系だし、着衣も白に黒帯。そして赤いハチマキと黒い輪っか。
彼らが似ているのは当然なのです。なぜなら、ハチマキと黒い輪っかはスメラミコトの称号だから。つまり、王の証。
アラブはアラビア。つまりイラクに当たります。イラクは古代メソポタミアの発祥の地です。メソポタミア文明の祖は世界最古の縄文です。ゆえにつながりが深いのです。
ラシード王子は新しい物好きで、リュウさんは武道(古いもの)が好きということは、縄文がオリジナル(古)で、メソポタミアはそれをもとに発展した文明(新)だから。
▲シャドルー格闘家研究所キャラ辞典より。
大切なのは、ラシードとリュウさんは表裏一体となって地球を救うのが使命だということです。
さらに、彼らにはそれぞれに陰陽があり、それらを統合してこそ、地球を救えたということです。図式すれば下のイメージです。
ラシード リュウ
(+・-)+(+・-)=〇・統合
+はラシード、-はハッカーの友達。
ハッカーの友達がコンピューターに暗号を仕掛ける。ラシードはその暗号を解読。「黒い月」を停止させ爆発を阻止。
●リュウさん:古代の叡智担当。
縄文の女神の春麗さんと、真のスメラミコトのリュウさんが一体となり、古代の叡智「反転子の錬金術」により闇を光に変え、ベガ様を光に反転させシャドルー崩壊。
そこで。
気が付いたんです。
ラシード君のお友達って、もしかして女子じゃないの!?って。
そもそも、ラシード君、ハッカーとしてシャドルーに就職してしまった「お友達」を救いに日本に来たんです。
その「お友達」、冒頭のシーンでちょびっとだけ出ています。ただし、ほんのちょびっとだから、お顔は分かりません。
ファン様に追われている「お友達」。
一瞬だけ姿が映っているんですけど、女子!?っぽい??
(だいたいベガ様は女子好きなんです。だって、「Dolls」とかって。。。ファン様はベガ様を忖度して女子しかさらわなかったのかも。)
▲ストⅤゼネラルストーリーより。
ラシード『もうキミしかいないラシード様ー』なんて泣きついてさ」
男子はこんなジェスチャーしませんよね?「お友達」は女子っぽく甘えていた様子です。
結論。(というより妄想。)
ラシード王子は、友達(女子)を助けに日本に来た。
男は女を追いかける。どこまでも追い続ける。自らの手で救い出すまであきらめない。どんな苦難に遭おうとも。
なぜなら王子様(男子)はお姫様(女子)を助けるのが物語の鉄則だから。
ラシード王子は最新のテクノロジー担当。お友達が黒い月を停止する暗号を仕掛け、それを解読して入力するのがラシード様の最重要任務。
彼はお友達を救い出せなかったけれども、仕事はきっちり果たしたのです。
彼にとってこの友達は幼馴染。おそらく身分の違いを超えた本当の友達だったんです。
王子に近づいてくる女子などわんさかいる。ほとんどが魂胆を持った女たち。
けれど幼馴染はそんな女どもとは違う大切な人だったんだ。
ラシード君にとって、幼馴染は友達であって、それ以上でも以下でもない。
けれど青年になった彼にとってはかけがえのない特別な友達となっていくのです。
「間抜けな奴でさ」ってラシード君は言うけれど、「放っておけない大事な」存在だから、日本まで追いかけてきたんです。
ラシード『もうキミしかいないラシード様ー』なんて泣きついてさ」
なんて言われて放っておけないのはその人が女子だから。
男(+)が女(-)を追いかけるのは物理の法則。
それが宇宙の法則。
だからリュウさんは「俺より強い奴」に会いに行けば答えが見つかると思っていたけれど、出会って覚醒した相手が「女」だったんです。それはほかでもない魂の片割れの春麗さんだったんです。だから春麗さんと出会えてはじめて、ベガ様を倒せたわけです。
ラシードとリュウさんは王。王とは男。ふたりはお互いを知らずに大仕事をやり遂げたのです。地球を救う使命を全うしたのです。それが王たる使命だから。
ラシード王子、お友達と永遠の別れになっちゃったのが残念でなりません。救いだったのは、彼の「友達」が恋人以上ではなかったことかもしれません。
淡い恋心はあったかもしれないけれど、友達の関係が彼にとってはベストなスタンスだったんだろうね。
彼は王子様だから、一般人女性との結婚は難しいかもしれない。「友達」が身分違いの一般人だったなら、いずれにせよ結ばれない二人だったのかもしれません。
けれど、少なくともラシード王子は「友達」とともに地球を救うミッションを完遂できたのです。
「友達」と二度と会えないのは悲しいけど、辛さや悲しみを背負いながらも一国の王となるべき人物は、私利私欲を捨てて国民のために自らを捧げられる魂の持ち主でなければつとまらないのです。それが王たる器。だから地球を救えた。
いつかちゃんとラシード王子のことについて書いてみたいと思っていました。彼のキャラ、ホント清々しくて好きだわ~。
最後の最後、涙を拭いて風のごとく去って行く姿に救われました。
▲ストⅤゼネラルストーリーより。
ラシード「さあ、行くか!」
一方、ベガ様から地球を救ったリュウさんは、「進むための力」を得て女子2名とともに前進するのです。
▲ストⅤゼネラルストーリーより。
リュウ「行こう」
ど~しても最後はリュウさんで締めくくりたいのだね~。(^^;)
そりゃそうでしょ!?
今回もお目通しいただきありがとうございました。
新しい地球は二度目の「国づくり」。リュウさんが先導者となって創ってゆくのです。