追記あり。「春麗さんを好きすぎるリュウさん」の図は、やっぱり主人公を引退しなきゃ想像できないかも!?
みなさん、いつも訪れてくださってありがとうございます。
今回は久々にリュウ春ネタを書かせていただきますね。(≧▽≦)/
格闘ゲーム屈指の永遠の主人公・リュウさんと初代格ゲー界ヒロインの春麗さんがくっついたらほんわかするよね~。
という方々に特化した、ニッチなブログとしてスタートしたのでした。(ただし筆者はゲーム情弱)
おそらく、「リュウと春麗」と書いている時点で、筆者がストⅡ世代であろうことはおわかりかと思われます。ここに訪れてくださった方はストⅡ世代もしくはストⅤ世代?でしょうか。
なぜならヒロインは、シリーズごとに移り変わっているからです。
ストⅡは春麗さん。(キャミィちゃんはちょっとヒロインとは違うキャラかも)
ストZEROはさくらちゃん。
ストⅣは女性キャラ多数であるにもかかわらず、ストーリー上ではケンとイライザさんの物語が主流になっているから、イライザさんがヒロイン。
ストⅤは帰り咲いて春麗さん。
ストⅢは引退するも復帰して春麗さん。
▲ストⅤゼネラルストーリーより。
春麗さんのルックスは完璧なのですが、ふたつのおだんご頭は少女のシンボルです。
「女の子の定義」を議論したら炎上する時代となった今、ちょっと言いにくいですけど、おだんご頭が似合うのは、やっぱり25歳くらいまでの乙女かな~?と思います。どうかお怒りになりませぬようご勘弁を。m(__)m
25歳からはお肌の曲がり角っていうけれど、あれって理に適っているんですよ。
25歳まで見目麗しく華やいで、男たちをひきつけて結婚する。
そして25歳から充実してくるのが子宮です。女性の妊娠は25歳から30歳くらいまでがいちばん安定するそうです。
これはあくまでも自然界の摂理ですよ。
初代ヒロインの春麗さんが、数多く増えた女性キャラの中でいちばんお姉さんです。
アイドルの世界でも同じように、次から次と若い女の子が新キャラとして登場する中で、年増のヒロインというのはちょっと引け目を感じます。
そもそも父を探すために戦わざるを得ない事情を抱えて戦いの世界に参戦した紅一点の春麗さんに多くの男性は憐憫の情をひかれたのであります。
そんな彼女にはストⅡ時代から共に戦ってきた多くの理解者がいます。
彼女とずっと行動を共にしてきたのがガイル少佐。彼はアメリカ空軍としてベガ様を追い、春麗さんは行方不明者を探す機関であるICPOに所属して、失踪した父親を追っていました。利害関係が一致するこの二人は、ストⅡムービーからともにベガ様を追うミッションに携わるのです。
ストⅡ時代はベガ様を倒し逮捕するに至らなかったのですが、Ⅳを経てⅤでベガ様は復活します。けれどガイル&春麗コンビではまったく歯が立たない。
Ⅴでは数々のキャラたちが打倒ベガ様のために露払いの役目を果たし、真打のリュウさんが見事にベガ様を倒し、シャドルーは崩壊しました。
▲ストⅤゼネラルストーリーより。
やっぱり主人公がボスキャラを倒すという王道は鉄則でした。そしてヒロインを救出する。☜これがなくちゃあ、真のヒーローにはなれませんからね。
そしてヒロインは王子様と結婚してハッピーエンドでなくちゃいけません。これがヒロインの王道ですから。
わたしは今までHPを書いてきて気が付いたのですけど、歴史に残る創作物や世界中に広まった創作物は、必ずストーリーに神話が隠されている。
神話は1300年以上も人類の集合無意識に刻み込まれていて、物語の「型」になっているのです。だから神話をバックボーンにした物語には無意識に共感力がはたらくわけなのです。
人間はまったく自分とまったく関連性のない物語には引き付けられない。けれど王道を踏んでいれば共感力のある物語が成立するようになっている。
王道とは、問題を抱えた主人公がいかにして困難を克服していって答えを見つけるのか。主人公が対立と壁を乗り越えていかに成長していくのかという物語が鉄則であり、それが読者の共感を呼ぶのです。主人公は最初から完璧なヒーローじゃ共感力が湧かないのです。『ドラえもん』の出木杉君が主人公になれないのはそのためですね。
神話は二極性、対立、分離が織り込まれていて、この構造が人類の集合無意識に刷り込まれ、三次元世界を構成しているのです。
分離された主人公が、対立関係にある敵と戦い、二極性を統合するのが三次元世界を超えるために課せられた人類のテーマなのです。
リュウさんはそれを見事にⅤで見せてくださいました。ベガ様も、リュウさんに最期を見届けられたなら本望だったでしょう。だってベガ様にとってリュウさんはどうしても欲しい肉体だったわけですからね。
主人公はゴールに到達した時点で主人公の役目は終わるのです。彼のゴール(役目)は神人合一して真の格闘家になり、人類を救うことだったのでした。だから25年間も主人公として困難を克服し、答えを探して旅していたのですね。
▲ストⅤゼネラルストーリーより。
春麗さんにとってのゴールはベガ様とシャドルーから平和を取り戻すこと。もう家族が離れ離れになるような悲しい思いは誰にもさせたくないというのが彼女の願い。
シャドルーが崩壊した後、戦いの世界から引退し、刑事を辞めて普通の女の子に戻ります。
Ⅲ、Ⅲ2ndのエンディングでは温泉に入ってリュウさんを応援している様子から、春麗さんはリュウさんと一緒に行動しているの?と妄想を超えた設定になっています。それって、大切な人とはもう離れ離れになりたくないという春麗さんの思いが顕れているような気がします。
こういう粋な計らいになごむよね~。リュウさんだって春麗さんの応援があったらがぜん頑張っちゃうはず。
▲ストⅢ2ndより。
ケンはⅡで結婚、Ⅳで子供を授かり、Ⅴで子連れ、Ⅲで師匠になっていきますから、リュウさんだって人生の段階を踏んでいくはずですよ。
リュウさんにも新婚生活を体験させてあげたいな~。彼の場合、ささいなことでも感動の連続だよ。鬼のような暑苦しい師匠らとのサバイバルな共同生活とは異次元レベルですからね。
▲ストⅡ春麗さん。
春麗さんとの新婚生活かあ・・・。どんなんだろな~。あんなにかわいい女の子が家でごはんを作って待っててくれるなんて、想像するだけで泣きそうなレベルだよ? これはちょっと小説にも書けないな~。喜びとときめきが異次元すぎて。。。
リュウさん突き抜けちゃってキャラ崩壊しそう。春麗さんが好きすぎてどうにもならないリュウさんとか。もしくは彼の場合、愛情表現の仕方が分からなくてひとりで悶々としていたりしてね(笑)それが萌えどころでもあるのですけど。
この頃は脳内がすっかり「リュウさん➡春麗さん」の構図になってしまっています。春麗さんはリュウさんの愛と独占欲の強さにたじたじになっているんです。妄想ですよ。
台所に立っている春麗さんをうしろから抱きしめたくてたまらないリュウさんとか、
春麗さんを喜ばせたくてたまらないのだけれども、何をしたらいいのかわからなくてケンにこっそり教えてもらっているリュウさんとか。
▲ストZEROより。
「プレゼントするのがいいぞ」ってケンにアドバイスしてもらったのだけれど、女子の好みが分からないもんだから店員さんとかに聞いてプレゼントを買ったりするリュウさんの照れっぷりがハンパなく可愛くてたまらんな~(*´Д`)とか思います。
だからリュウさんはⅢでは主人公じゃないんだな~と勝手に納得してしまっています。いいよねえ、格闘家としてじゃない普通の男性としてのリュウさんも。
▲ストⅢ3rdより。
追記:なぜこんなことを書いてきたのかといいますと、
戦いに明け暮れてきた求道者のリュウさんがたどり着いた世界は、真なる喜びと安らぎの世界、つまり「愛」だった。
それはすなわち、戦争に明け暮れてきたこれまでの地球で、世界平和を実現させ戦いを終わらせることが全人類と神々の願いであり、
それを実現するためには、かつて大調和が実現していた頃(縄文)の記憶を取り戻して実践行動することが日本人の役割だから。
それが「日本魂を一手に担うキャラ」として生み出され、「新たなる王道を示すこと」がリュウさんに託された使命だからです。
マクロはミクロ。ミクロはマクロ。世界を平和にするためには、まず自分自身の戦いを終わらせること。次に結婚して和合をなすこと。そして家族の和合をはかること。これは全人類共通の魂の因縁解消の根本原理だからです。
だからリュウさんの次なるテーマは結婚なんじゃないかなと思っているのですよ。春麗さんのウェディングドレス開示はその暗示かもしれませんね。(*^-^*)
今回も読んでいただいてありがとうございました。