リュウと春麗の萌え日記   (そま)

リュウと春麗の萌え日記

「恋人つなぎ」を考察してみた。

「恋人つなぎ」というワードが世間をにぎわせている。

 

男女の指と指を絡ませ密接に膠着させて一体化し、外界と切り離された二人だけの世界を醸し出しているさまは、恋人以上の関係でしかなしえない説得力がある。

 

友人、兄弟であの指のからませ方は、ほぼありえない。親子でさえも。

 

通常の手のつなぎ方をここにおいては「友人つなぎ」と称することにする。

 

 

筆者が思うに、恋人つなぎは「氣」の通り方がダイレクトなのだと思う。

 

恋人つなぎで真っ先に思い浮かんだのは「脳梁」。右脳と左脳をつなぐ橋の役割をしている。

 

手は「氣」を発する最大のツールである。

 

だれにも氣を発しているのであるが、気功師や治療家など人を癒す者の手のひらから発するエネルギーはテラヘルツの周波数を帯びていることにより、病気を改善することができる。

 

「手当て」というのはあるが「足あて」はない。それくらい手は氣を発する器官といえよう。

 

指先は氣をビームのごとくピンポイントで発するパーツである。要するに触角。

 

 

男と女の指は触角を絡ませているのである。そのさまはエロティシズムを掻き立てられるのに難くない。

 

男女の10本の触角を交互に編み、一本の太い繊維束となる。これが脳梁

 

恋人つなぎは男(左脳)と女(右脳)の指(触角)を絡ませることにより、太い一本の脳梁を形成する。ゆえに、お互いの思考(左脳)と感情(右脳)をより一層深く交流させることができる。

 

 

特筆すべきは、恋人つなぎは「一線を越えなければ」成しえないということ。

 

一線を越える前までは、友人つなぎどまりであるが、一線を越えたら恋人つなぎへと変貌を遂げる。

 

男女で友人つなぎをしても、引っ張れば手は離れやすい。

 

しかし恋人つなぎは引っ張れどもそうやすやすとは離れない。

 

これは「一線を越えたかどうか」と密接な関係があることは想像に難くない。

 

しかし「一線」って何だ? 

 

 

今をときめく「恋人つなぎ」。

 

なぜ「夫婦つなぎ」って言わないの?

 

「夫婦つなぎ」と聞けば老夫婦の手つなぎもその範疇に入るわけで。

 

それはそれで美しいのではあるが、「恋人つなぎ」にはお互い好きで好きで仕方ない感があふれているのが特徴といえるのである。

 

「恋人つなぎ」

 

いいねえ。実にいい。言葉を必要とせずに恋人関係を証明させることのできる鉄板ワード。これを小説に取り入れてみた。

 

 

もうひとつ気になるワード「黄金律」。

 

意味は「 他人から自分にしてもらいたいと思うような行為を人に対してせよ」という教え。

 

黄金比」と「黄金律」は似て異なるが、実は宇宙に通用する同じ真理が隠されている。

 

それは普遍的であること。

 

これも小説に入れてみよう。

 

 

「恋人つなぎ」と「黄金律」を連結すればあら大変。

 

この先どうなることやら。

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