リュウさんは龍神・長髄彦だった。
2022年になってここに戻ってくる日が来るとは、夢にも思いませんでした。
まさか、長髄彦(ナガスネヒコ)がこんな形でメッセージを送ってくるなんて、まったく予想していなかったからです。
今わたしはここでブログを書いています。このようなブログを書き始めたきっかけはそもそも、リュウさんとの出会いでした。
今からもう30年も前になるのですね…。弟が買ってきたスーファミ版初代ストⅡが家に来たときのことでした。説明書のリュウさんのプロフィールを見た瞬間、脳天に稲妻が落ちました。自分自身何が起きたのかまったくわかりませんでしたが、強烈に魂が目を覚ましたのです。
「真の強さとは何か」を探し求めて世界を旅する日本人格闘家。
この設定とリュウさんのビジュアルがわたしの人生を狂わせた(?)のです。
「春麗さんとくっついたら、真の格闘家になれる!」という直観と、揺るぎない確信があったのです。
このとき、「真の強さとは何か。わたしはその答えを知ることになるだろう。それは、誰かがその答えを本に書く時が来るからだ。その本を書く人は40代の人だ。わたしは必ずその本を読むことになるはずだ」
という魂の確信と歓喜がわたしの内側から突き上げたのです。
この感覚は一体どこから来たのか?いてもたってもいられずに、ベランダに飛び出したのを覚えています。
あれからわたしはリュウさんが探していた「答え」が知りたくて、あらゆるストⅡ関連本を買っては答えが見つからないことに落胆し続けていました。
そんな自分があまりにも変人すぎて、ストⅡファンの人に異端ぶりを悟られないように、こっそりファンブックを買っては、何度も落胆していたのでした。
そして春麗さんといつまでたってもくっつかないどころか、映画も公式ストーリーも、ふたりの接点がどこにもなくて、ず~っと、落胆していた自分の変人ぶりに悩んでいたのです。
しかし、わたしの直観に揺らぎはなく、何でカプコンさんは頑なに二人をくっつけないのかと思っていたのです。
そのうち、さくらちゃんなる、リュウさんの追っかけキャラが出現してからというもの、がっかり感がとどめを刺して、ストZEROの頃には、すっかり熱が冷めてしまいました。
さくらちゃんは好きになれなかったです。彼女の出現によりリュウさんと春麗さんの距離が果てしなく遠ざかってしまっただけでなく、リュウさんが命がけで編み出した技を容易くまねる彼女の存在により世界観が崩壊してしまう。
彼女はわたしにとって、因縁の太陽の女神=ニセアマテラスに他ならなかったのです。
そんなことでしばらく空白の時代がありました。リュウ春熱が蘇ったのは、2017年に弟の結婚式があった日でした。
結婚式の帰り、久しぶりに生駒山に向かって走りました。国道170号線沿いの駐車場に降りたとき「ここは神武東征古戦場の孔舎衙(日下)だったはず」と直観が来てから、すべてがはじまったのでした。
「リュウさんは長髄彦だ!」とわかったのは、脳天に落雷があった日から25年後のことです。
それからストⅢ、Ⅳ、Ⅴを追随していきました。当時は知らなかった「よみがえる藤原京」という動画をYouTubeで見つけたときは衝撃でした。なんと1300年前にタイムスリップするという設定。
そして、生みの親であるあきまんさんのイラストを見つけたときに確信しました。
彼はまさに失われた日本魂を蘇らせるために生みだされたキャラだったのです。
リュウさんの正体は龍神。だから彼の終着地はいつも滝。以下はⅡ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴのエンディング。
長髄彦は我が国が封印してきた天照大神の荒魂の龍神・瀬織津姫であり、アラハバキの神。
そして律令国家に最後まで従わず日高見国を守り続けた阿弖流為の始祖。もう一つのスメラミコトの血脈を受け継いだ者だったのです。
だからリュウさんと春麗さんがくっついたとき、封印が解け、縄文の神が復活したのです。
それから本当にいろいろありました。日本神界の神々と縄文の神々、そして歴代天皇が集結した空間で交流した体験から、神武東征古戦場の封印を解除する行動をとっていかざるを得ない状況になりました。そのことはHPに書いた通りです。
公式で二人がくっついたことにより、世界は完成したのです。
本当ならば人間界は歓喜に満ちていたはずだったのです。最後のスメラミコトの即位と真の太陽神の出現に。
しかし2020年コロナが到来。暗黒時代をくぐりぬけた日本は、夜明けの太陽が悪魔の手下によって隠され、無秩序に陥ってしまいました。
わたしは神々の要請により表に出なければならなくなり、YouTube(DVD)を制作することになりました。これは完全に自分の意志を超えているものです。
そして2022年になり、わたしは長髄彦の真の御神体を思い出してしまった・・・。そう、そこは、かつてリュウさんを見たとき、脳天に落雷してベランダに飛び出した30年前。
リュウさんを見て脳天に落雷したとき、わたしは実家にいました。「権現の滝」は実家から徒歩30分ほどにある八大龍王の夫婦滝。その源流は龍神の形をした室池。
長髄彦はあのときから思い出してほしかったのかもしれません。龍神の本当の巣を。
長髄彦はアラハバキの神。古い日本の神。縄文の神。縄文日高見の神。その始祖は縄文日ノ本の神。
ここ2,3日前からリュウさんが脳裏によみがえっていたのは、長髄彦がわたしに伝えようとしていたからなのです。