リュウと春麗の萌え日記   (そま)

リュウと春麗の萌え日記

春麗ちゃんのリュウさんに対する脳内妄想

春麗ちゃんって、パパも、ママもいないんだよ。ママは小さい時に死んじゃってて、パパはシャドルーにさらわれたんだって。だから、春麗ちゃんは涙を1リットル分くらい流してきたんだと思うよ。

 

普通の女の子のままじゃあ、生きてくのがとっても大変だったはずなの。だから春麗ちゃんは人一倍がんばり屋さんで、人の痛みも感じられるとっても健気な女の子なんだよ。

 

きっと、大人になったら、普通に結婚して、普通に子供を産んで、普通に幸せな家族を築くのが春麗ちゃんの夢なんだと思うよ。普通がどんなにいいことかを、春麗ちゃんは知ってるんだ。

 

きっと、パパみたいな男の人が理想のだんな様なんだろうね。でも、パパってどんな人だったのかな? きっとパパでありながら、ママ役もこなそうと頑張ってたやさしい人だったんじゃないかな。

 

それでいて、とっても強い拳法の達人だったの。春麗ちゃんは、パパにほめられたくて、いっしょうけんめいに拳法の稽古をしてきたんだと思うよ。

 

春麗ちゃんが着ているチャイナ服って、ママの形見なの。きっと、この衣装を着ていたら、ママは守ってくれるはずなの。

 

ある日、パパがいなくなっちゃった。どんなにさみしかっただろうね。泣けちゃうよね。それからいっぱい稽古して刑事になってパパを探して三千里の物語になってくの。

 

ストリートファイトの世界にいるファイターたちって、みんな自己中で、俺様がいちばんってな輩ばっかでさ。凶暴で横暴で横柄で大柄で大食いで、っていう連中ばっかだったはずなんだ。

 

だから、超こわくても、弱さを見せちゃいけない世界だったの。だって、女の子なんだもの。負けちゃだめなの!!パパのために!!って、がんばってきたんだ。

 

それでさ、パパをさらったベガ様を追っていくうちに、崖の上に立つ一匹狼みたいな格闘家の存在を知っちゃうの。

 

彼、日本の武道家だった。でも、日本人って、凶暴で横暴で横柄で小柄で小食だったんじゃなかったっけ??? 中国政府はそう言ってたよね?でもね、一目見て、「キュン!!!」ってなっちゃったの!!!!こんなの、生まれてはじめてだった。。。。。

 

だって彼、ちょっと変わってて。雰囲気が独特なんだもの。今まで出会ったことのないファイターだった。だからもっと彼のこと知りたくて!! 刑事の顔して近づいたの。涼しい顔して。

 

そしたらさ、すごく強くって、それでいて物静かで謙虚で正直で誠実で、超カッコよくて!!!!信じられなかった。こんな人が世界にいたんだって!! 本当の日本人って、実は紳士だったの。サムライ?たぶん、彼の場合はそうなんだと思う。

 

でも、愛想ないんだよね。彼、修行中の身だからって、ストイックなのよね。そっけないの。わたしのこと、何とも思ってないのかなあ・・・。でも、いつかは振り向いてほしいな・・・。

 

ねえパパ、この人でいいよね!? だって彼以外、考えられないんだもの。だけど、今は刑事としての職務をまっとうしなくっちゃ!

 

はやくベガを逮捕して、パパの居場所を突き止めるんだから!! だから今日もこのチャイナ来て、がんばるわよ!!

 

 

・・・ってな調子で、春麗ちゃんは、戦いの世界でリュウさんをも悩殺してしまっていたことさえも気づかないままに、物語を綴っていくのです。

 

春麗ちゃんは、今日も職務に励むのですよ!!