さくらちゃんのリュウさん追っかけぶりはハンパない!でもリュウさんがたどり着いたのは春麗さんだった。
さくらちゃんの初期&ボツ案のイラストがカプコンさんのHPにアップされていました。
さくらちゃんはリュウさんの「おっかけ」女子高生で、リュウさんの技を見様見真似で習得したというかなりシュールな設定で生み出されたキャラでした。ZEROが出た頃の衝撃が思い出されます。
果てしなく女子高生とかけ離れた位置に存在している孤高の格闘家があろうことか、まさかの女子高生に追いかけられることになるリュウさん。彼は艱難辛苦の思いで体得した技を、制服を着たままの軽いノリで真似られることになってしまう!?のです(笑)
これは、逆説的にいえば、女子高生に言い寄ってこられたからと言って決して手を出さないリュウさんだから与えられた設定なのです。(普通の男なら棚ぼたと思って手を出すでしょうが)
そんな求道者リュウさんは、そもそも人の真似をしないのです。彼自身がオリジナルだから。
彼は修行時代にさんざん師匠から格闘術の技を真似て習得してきたけれど、真理を体得すべく、守破離の「離」を求めて世界へ旅立ったわけなのです。
世界へ旅立てば、強い奴はいくらでもいた。それは豪傑たちであって、まだ上の段階がある。まだ見ぬ境地を追い求めるうちに彼はそもそもの疑問を抱くのです。
強さとは何だ? 力とは何だ?と。
さてさて、旅費を稼ぐためにアルバイトに励みつつ山を分け入ってまでリュウさんを追っかけ続けるさくらちゃん。(Ⅳのムービーではアメリカにあるケンの家までリュウさんを追いかけてましたね。↓)
もしもリュウさんに出会えたらどうするの?戦うの?
これまではそれでよかった。
でも、大人の女性になった彼女は答えを見つけるのです。
「赤ちゃんを産んでいのちを繋ぐ。それが女としての強さ」なのだと。
女は遠くへ修行に出かけなくても、山籠もりしなくても答えは自分の中にあることを無意識に知っているのです。お宮(子宮)が自分の中にあるから。
男が外に答えを求めて難行苦行しても悟れないのは、お宮を持っていないから。
けれど、出会うべき女性のお宮にお参りしたら、悟れるようになっているのです。
リュウさんは真理を追い求める人であって、決して女性を追いかけているわけではない。ましてや、女性に追いかけられても振り返ることなどないのです。だからこそもっとも女性から遠い位置にいた。
けれどリュウさん、春麗さんと握手したら目覚めてしまいましたね。ベガ様を滅ぼすのではなく光に反転させてしまいました。
あれは、春麗さんのお宮にお参りしたからなんですよ(笑)
お参りできたから覚醒できた。
そして女の子が出てきたんですよ。
気付きませんでした?
春麗さんとの握手が男女の結びであり契りだったんですよ。
リュウさんがシャドルー基地から脱出するときに春麗さんに放った波動拳は精子と卵子の受精の暗喩ですよ。
こんなこと書いてるのはここくらいでしょうが、これこそが生命創造の原理ですよ。
まさか、格闘ゲームの戦いの最中にその描写を映せませんからね。ストⅡムービーは春麗さんのシャワーシーンがあったんだから、映してくれても全然構わないのにね~。むしろ大歓迎なのに~~(笑)
生命創造の原理はミクロからマクロまで等しく与えられた力。それを神の力といわずしてなんといいましょう。神様も、男性と女性の神様がいて生命を創造されるのです。
生命は女から生まれる。
じゃあ、女にとっての強さって何?
男性と同じ土俵で戦って勝つこと? 男性社会の序列の上位に立つこと?
これは、男性性の特性ですから女性の強さではありません。
これまで長きにわたり女性は抑圧されてきましたから、男性と同権を声高に主張するジェンダーとかの思想が跋扈していますが、それは男性性です。女が男と同じ世界で戦って生きた結果が「おひとりさま」。
(男性性の極致にある現在の日本は少子化という言葉にかぶせていますが、日本人を根絶やしにしたい闇の意図が隠されているのです)
女は子供を産み育てる能力を持たされた種族。弱けりゃ子供など産めません。松濤館流空手師範の知人から教えてもらったのですが、男は陣痛の痛みで失神し、出産の痛みで死んでしまうのだそうです。。。
いよいよ格闘ゲームの世界で、ゲーム本編の中でまさに「生命の誕生」を語られる時代がやってきたのですね。感慨深いです。女性キャラがたくさん出てきたことはまさに女性性の時代の到来を示唆しています。
筆者、初代スト2の時代(1992年)にリュウさん(男)には春麗さん(女)がいなけりゃ完成しないことをわかっていました。けれどそんなことを言ったら変人扱いされますからず~っと黙っていました。
でも、やっと「生命誕生の原理」という当たり前のことが公式で表現される時代がやってきて、筆者もようやく小説に表現することが許されたのだな~と思うのです。
すごいですね。格闘ゲームの世界から「赤ちゃんほしい」とか「命をつなぐ強さ」とかいうびっくり発言が飛び出すなんて。。。時代は確実に変わってきている。闇から光の時代へと。
カプコン様はとてもすばらしい仕事をしておられると尊敬します。格闘ゲームを単なる暴力で終わらせない真摯な姿勢が伝わってきます。さすがは格ゲー界の金字塔を打ち立てられた会社様です。きっと世界中から称賛されることでしょう。
リュウさんを単なる格闘ゲームの主人公として終わらせない。彼は日本人の象徴的キャラである以上、日本人としての役割を担っているキャラだから。
彼を表現するということは、日本人に備わっている本質的な役割を表現するということだと思います。なぜならば、彼にリスペクトしているのはさくらちゃんだけではないから。
リュウさんは地位名誉や賞金が目的で戦っているのではない。ほかのキャラと違って個人的な恨みを晴らすために戦っているわけでもない。日本人が失ってしまった真理を探し求めている格闘家なのであります。
初代ストⅡのリュウさんに初めて出会ったときに稲妻が落ちた筆者がそれから25年後に書き始めた裏サイト(HP)で気づいたことをいろいろ書いてきました。
実は筆者、さくらちゃんみたいにリュウさんグッズは何一つ持っていないんです。いいな~とは思うけれど、持っていないんです。なのによくもあれだけ好き勝手にいろいろ書いているなと思います。
昔、リュウさんの求める答えが知りたくて必死で集めたスト2関連創作物には答えが書いていないと思って全部捨てちゃったんですよ~。置いとけばよかったね。欲しい人にあげられたのに。
今回も読んでいただいてありがとうございます。
HPの続きをやっと書き始めました。HPを書こうとしても眠くて書けないのと、気づきが後からくるために、すぐに書けないのです。
ブログは表。HPは裏サイトです。
④HOT!なアイツの火付け役
③HOT!なアイツの裏事情。の続きです。<(_ _)>
ダン 「よお、リュウ」
リュウ「なんだ、あんたか」
ダン 「なんだそのガッカリ感満載の反応わ! それが兄弟子に対する態度か!?」
リュウ「兄弟子? 知らんな」
ダン 「俺ゃあよお、おまえよりも先に剛拳に入門してたんだぞっ!!」
リュウ「破門されたらしいが」
ダン 「ありゃあ、辞めてやったんだ! 俺はおまえらとは違うんだよ。ともかく俺のほうが先に入門したんだから俺はおまえの先輩だ。覚えとけ」
リュウ「何を言ってるのかよくわからんな」
ダン 「先輩に口答えするんじゃねえ!」
リュウ「そういえば、あんたはシャドルー壊滅作戦に来てなかったな」
ダン 「そ!それはだな、、、行ってやってもよかったんだが忙しくて断ったのさ」
ダン 「(実は呼んでもらってないなんて口が裂けても言えない!!!)」
ダン 「俺がベガを倒してやるところを、おまえに譲ってやったんだからな」
ダン 「俺のおかげでおまえはベガを倒せたんだからな」
ダン 「おまえは俺に感謝するべきなんだからな」
リュウ「・・・で、俺に何の用だ?」
ダン 「と、ともかく、俺はおまえの先輩として直々に大事な話をしに来てやったんだ。よ~く聞け」
リュウ「別に来てくれと頼んでないが」
ダン 「おまえのその態度をさくらが真似たわけだな(ブツブツ)」
リュウ「さくらだと?」
ダン 「(反応しやがったな)ああ、そうだ。さくらのことだ」
リュウ「なんだ」
ダン 「さくらは俺の弟子になった。おまえはもう師匠面するなよ」
リュウ「俺は師匠じゃない」
ダン 「そういう態度がおもしろくねえんだ。さくらはしびれを切らして俺のところに来たんだぜ」
ダン 「『火引さんのほうがイイ!!』って俺んとこに泣きついてきたんだぜ?」
ダン 「だから金輪際おまえはさくらに近づくなよ」
リュウ「胡散臭い話だな」
ダン 「先輩の言うことが信じられないのかよ!?」
リュウ「信じられんな」
ダン 「おまえ、本当にいけ好かない野郎だな・・・」
ダン 「俺がさくらのところに押しかけたとでもいうのか?」
リュウ「やっぱりそういうことか」
リュウ「さくらを人質に取ったのか?」
ダン 「人聞きの悪いこと言うんじゃねえ! !」
ダン 「ともかくさくらは俺にベタぼれなんだからな」
ダン 「さくらは俺がもらうからな」
ダン 「来年あたりに式を挙げる」
ダン 「サイキョー流道場も開設したしな」
ダン 「弟子志願者わんさか来てガッポリ稼いでやるんだ」
ダン 「俺はおまえと違って商売は上手いんだ」
ダン 「これだは言っておく」
ダン 「まちがっても俺んとこに道場破りに来るなよ(ビシッ)」
ダン 「春日野さくらは火引さくらになるからな」
ダン 「そ~いや、おまえの苗字って、なんだったっけ????」
ダン 「ま、どうでもいいや、俺には関係ないしな。カッカッカッ(笑いながら帰って行った)
リュウ「・・・」
リュウ「・・・」
リュウ「・・・」
リュウ「・・・」
リュウ「・・・」
リュウ「・・・」
リュウ「・・・」
リュウ「・・・」
リュウ「・・・」
リュウ「・・・」
リュウ「あいつにだけは先を越させん!!!(ゴゴゴ)」
リュウさんスイッチ入ったあ~~!? さあ、リュウさんどうするどうなる??リュウさんついに春麗さんゲットできるか!? いよいよ脳内妄想パンク寸前!?
リュウさんと火引さんの掛け合いって、書いたことなかったな~と思って書いてみましたけど、火引さんいい仕事してくれましたな~。
こういうキャラがいないと動かせないんだわ。リュウさんみたいな激ムズキャラは。。。
ダンとさくらの萌え日記 にも書きましたけど、どう転んでもさくらちゃんはリュウさんよりも火引さんがお似合いだと思うんだけどなあ~。
創造の原理は必ず陰陽一対。火引&さくら。やっぱりこのふたりはツインだわ!?
さくらちゃんの「赤ちゃん欲しい」はリュウさんへのテコ入れ発言!?
皆様お元気でしょうか? 久々の書き込みです(^^)/ いつもご訪問いただきありがとうございます。
もはや筆者にとって、リュウさんはご先祖さまであり男神さま。春麗さんは女神さま。このふたりがいたからこそ、数々の新キャラが生み出されてきたわけです。
つまり、リュウさんと春麗さんのいないストリートファイターシリーズは存在しないに等しいということです。
今や総勢何十名となった大所帯のストシリーズ。初代はベガ様率いる四天王を含めても12名だったですね~。大変な進化です。
そして何よりも女性キャラがたくさん増えました。紅一点時代の春麗さんは「すべての男たちはわたしの前にひざまずくのよ!」と豪語されていたのも若気の至り。
ゼネラルストーリーの春麗さんは母性あふれる優しい女性として描かれていました。そして結婚願望を宣言されましたね。ケンメル親子を見て「ああいうのいいわね」と。
ひるがえって、一足遅れて再登場したさくらちゃんは、あろうことかばったり再会したリュウさんに「子供を作って、いのちを繋いでいく」「赤ちゃん欲しい」発言が飛び出して、びっくりさせられましたね。
動画参照➡
https://youtu.be/cFydwdwMWeE?t=5m25s
あのセリフを聞いて、さくらちゃんの感じていることは女性としてはもっともなことだと思いました。その確信に満ちたさくらちゃんの「答え」は、リュウさんの魂を刺激するには十分すぎるきっかけになったに違いありません。
まったく彼の意識になかったことを、さくらちゃんの発言によって、リュウさんの魂に揺さぶりをかけたことになるのですね。さくらちゃん、グッジョブ!なんですな~。
さて、単なる格闘ゲーム(ストⅡ)が進化して、「いのちを産みだす力」というテーマをムービー(ストⅣ)で提起して、ゼネラルストーリー(ストⅤ)では子供が登場するというこれまでにないストーリーに発展し、女性キャラによってこれからまだまだ進展しそうな気配です。
戦いの世界から、いのちを生み出す世界観へとテーマが反転したストリートファイターシリーズ。
縄文人のリュウさんの登場が、いのちがテーマを示唆していたのだなあ、と改めて思います。
「HOT!なアイツ」の公式キャッチフレーズは「ワイルドなリュウとセクシーな春麗」なんです。強烈に刺激的な文言ですな~。あの硬派で禁欲的なリュウさんとガード固めな春麗さんが反転しちゃったかのようです。
▲ストⅤ Hot!パッケージより。
実はあのふたり、過去世のふたりなんじゃないかな~?と思うのです。現代のリュウさんと春麗さんでは考えられないシチュエーションですもんね。春麗さんだって、あんな格好で戦ってちゃあ、危なっかしいったらありゃしない。
要するに、あのイラストは戦いモードじゃない過去世のふたりなんですよ。戦いのなかった平和な縄文時代のふたりなんです。
あの時代は男女のイチャイチャはとてもおおらかだったので、硬派で禁欲的なリュウさんとか、ガード固めな春麗さんとは違う世界観なのです。そして子づくりは神聖な営みだった。
だから「いのちを生み出す力」というテーマがストⅣで与えられ、「ああいうのいいわね」とか「赤ちゃん欲しい」発言が飛び交って「子ども」がテーマになっていったのですね。
これ、女性視点だということにお気づきですか?
男性はきっと「自立」→「結婚」→「子ども」の順ですよね。
女性にはいのちを生み出す期限がある。だから必然的に「ああいうのいいわね」「赤ちゃん欲しい」スイッチが入る。これはすべての女性に共通の本能なのかもしれません。
カプコンさんが格闘の世界に「子ども」とか「いのちをつないでいく」という普遍的テーマを盛り込んだのは、生涯独身を貫きそうなリュウさんに「いのちをつないでゆくことは強さを繋いでいくこと」という目から鱗の発想を植えつけておきたいのでしょう。
要するに、リュウさんにとって「結婚が彼にとって有利=彼を強くする」というご利益がなければ彼を結婚へと向かわせることはできないのですよ。(は~、手のかかる人だわ~)
ゼネラルストーリーの春麗さんは結婚を夢見ているヒロインです。ヒロインはどんな形で在れ、結婚へと結びつく男性と出会ってハッピー(エンド)にならなきゃいけないという鉄則がある。なんといっても春麗さんはすでにウェディングドレス着ちゃってます。←ここ重要。
天涯孤独の身元不明住所不定無職格闘バカ男をどうしたら結婚させることができるだろうか???という無理難題に直面せざるを得ないわけで(笑)
そのためのテコ入れが必要だったのですね~。
本命の春麗さんからテコ入れ発言はさせられませんからね。あくまでもリュウさんからアプローチしていただかなくてはなりません。男ならいのちがけでやらなきゃいけないことがあるのです。
これからのストーリーが実に楽しみですな~。カプコン様は大変でしょうけど。あのリュウさんをどう動かされるのでしょうね~。
こちらは、妄想してるだけでもなかなかだというのに。
この流れじゃあ、リュウさん結婚しないわけにはいかない!? この話はスト6へと持ち越しでしょうか!?(スト6があるならきっと、リュウ春結婚だよ!)
どうか春麗さんの夢をかなえてあげてください💖 下の記事もどうぞ。
③HOT!なアイツの裏事情。
①HOT!なアイツの裏話の続き。<(_ _)>
ケン 「ところで、結婚式はいつの予定なんだ?」
リュウ「それが・・・まだ未定なんだ」
ケン 「何だ、まだだったのか。春麗最近めっちゃ機嫌いいからてっきり今年中かと思ってたわ」
リュウ「面目ない・・・」
ケン 「結婚は勢いだぜ? ためらう理由はないだろ?」
リュウ「それはそうなんだが・・・」
ケン 「何だよ?」
リュウ「婚姻届けはもらってきた」
ケン 「キタ━━━(゚∀゚)━━━ッ!!」
リュウ「あんな薄っぺらい紙一枚で人生が決まってしまうんだな」
ケン 「お、おまえ、もしかして!!??」
リュウ「いや、心変わりしたとかじゃないんだ」
ケン 「ほっ。。。だったら?」
リュウ「あの紙に、本籍地を書く欄があってだな」
ケン 「ああ、『日本』だろ?」
リュウ「それは国籍」
ケン 「だったら?」
リュウ「戸籍だ」
ケン 「それな」
リュウ「わからないんだ」
ケン 「まさか!!??」
リュウ「俺、出どころ不明だったんだ」
ケン 「うそだろ!!??」
ケン 「おまえの親はよ!?」
リュウ「俺、親いないし」
リュウ「師匠は死んでしまったし」
ケン 「豪鬼! 豪鬼がいるだろ!! おまえの父親とかいう噂がたしか・・・???」
ケン 「それで?」
リュウ「俺の親を教えてくれって言ったら『知らぬ』と」
ケン 「例のうわさは!?」
リュウ「聞いたら『我、生涯不犯*(ふぼん)なり』とか言って」
ケン 「胸張って言うことかよ。しかも生涯って・・・」*異性と交わらないこと。
ケン 「なんかほっとした」
リュウ「で、俺、結婚するから俺の出生についての情報が知りたいと言ったんだ」
ケン 「したら?」
リュウ「『妻帯するなど外道。うぬが修羅の道を捨てるか』とか言われてだな」
ケン 「それか」
リュウ「『捨てる』って、はっきり言ったらゴネられて」
ケン 「豪鬼が」
リュウ「『暗殺拳極めずして女子にうつつを抜かすなど愚か者なり。所詮うぬも暗殺拳に血塗られし者よ』って」
ケン 「やっぱ豪鬼もぼっち仲間がいなくなるのはさみしかったんじゃないのか?」
リュウ「『うぬは殺意に呪われし者。我と同様、怨霊を背負うが定め』とかなんとか」
ケン 「好きだよな、豪鬼そういうの」
リュウ「なんとなく俺の結婚を阻止したいみたいで」
ケン 「そんな感じだな」
リュウ「『俺はあんたを超えてみせる』って言ったんだ」
ケン 「殺意の波動、治ったしな」
リュウ「『あんたが生涯できないことをしてみせる』って」
ケン 「かっこいいじゃないか」
リュウ「『あんたはひとり死にゆくだけだが、俺は子孫を残す』って」
ケン 「なんか、かっこいいよ、おまえ」
リュウ「ともかく、急ぎだから教えてくれって粘った」
ケン 「がんばったんだな」
リュウ「そしたら『拳を交えずして答えを求めるなど笑止』って言うからめんどくさくて」
ケン 「確かに」
リュウ「何かあの時の俺、異常に無我の境地でさ」
ケン 「うん」
ケン 「なんだそれ!!!???」
リュウ「《天翔ける龍の閃き》の如く瞬間技。気がついたら新手の必殺技を出していたんだ」
ケン 「飛天御剣流のやつか」
ケン 「で、豪鬼は!?」
リュウ「泡吹いてて。」
ケン 「泡かよ!?」
リュウ「気を失わせてしまったから聞き出せなくて」
ケン 「いよいよめんどくさいな」
リュウ「で、必死で蘇生させて『俺の勝ちだから教えてくれ』って言った」
ケン 「そしたら???」
リュウ「戸籍は『ない』って」
ケン 「あちゃ~~」
リュウ「仕方ないから役所に聞いたら台帳にない人は、死人と同じとか言われてしまって」
ケン 「あっちゃ~~~」
リュウ「久々にメンタルまいった」
ケン 「死人かよ・・・」
リュウ「俺、今までそのことを知らなかったことが情けなくて」
ケン 「死人だもんな・・・メンタルきついわ」
リュウ「俺、どこの馬の骨かわからない奴だったなんて」
ケン 「いい奴なのにな」
ケン 「死人じゃな・・・」
リュウ「紙切れ一枚で俺の人生・・・」
ケン 「ってか、本籍地とかって普通、履歴書に書くよな? おまえ就活しなかっただろ」
リュウ「シュウカツ? そういや、春麗もニンカツがどうとか言って張り切っていたな。食い物か何かか?」
ケン 「おまえのそういうところ、俺は好きだぜ・・・(涙)」
リュウ「その婚姻届けなんだが・・・」
ケン 「ああ」
リュウ「さらに重大なことが発覚したんだ」
ケン 「なんだよ」
リュウ「俺の苗字、なんていうんだ??????」
ケン 「笑えないジョークかよ!!!???(爆)」
やっとゼネラルストーリー後のリュウさんと春麗さんの小説を書いて一段落したところですが、まだ書けていないテーマに気が付いてしまったのです。
『ストリートファイターV アーケードエディション』NEW OPENING TRAILER のリュウさんと豪鬼さんの決着を短編小説で書けていなかったんです。
過去に長編小説では書いたのですが、改めて脳内妄想してみました。その後はどうなってしまうのでしょうね~?
ともかく二人の結婚式を楽しみにしています。(≧▽≦)/
追記:続きを書きました。④HOT!なアイツの火付け役
HP更新しました。「リュウと春麗の神結び」シリーズもここまで来てしまいました。よろしかったらどうぞ~。
リュウ春アンソロ小説の続編を書きました。
前回の記事
アンソロ小説をHPに掲載させていただきました。 - リュウと春麗の萌え日記 (そま)
をアップした後、ようやくリュウさんをヒーローとして表現させていただいた小説をアップすることができました。
桜の季節に、あきまん様のイラストを拝見しまして妄想をてんこもりにさせていただいて書いた小説です。
アンソロ小説をHPに掲載させていただきました。
リュウ春ファンでよかった! - リュウと春麗の萌え日記 (そま)
この記事から引用させていただきますね。
思い起こせば1992年の夏だったと思います。 スーファミ版初代ストⅡが家にやってきました。
格闘ゲームといえば、「スパルタンX」と「イーアルカンフ―」しか知らなかった筆者にとって、ストⅡは衝撃的な作品でした。
リュウさんのあまりのカッコよさと、その生きざまに共振してしまった筆者は、落雷の如く衝撃を受け、春麗さんのあまりの可愛さと可憐さのダブルショックに心房細動と呼吸困難にあえいだあの日。よくぞショック死しなかったものだと思います。
リュウさんの崇高な人生の目的である「真の格闘家」がどんな存在なのか、想像もつかなかったけれど、 春麗さんとくっつけばリュウさんの夢は叶う! と根拠もなく理屈を超えて、ゼッタイ、ぜ~~~ったいに、そうなんだから!!!と勝手に答えを見出してしまったのが25年前。
それからというもの、待てど暮らせど、公式は二人をくっつけるどころか、ストーリー上何ら関係のない位置づけで固定され、出会いさえなく遠ざけ続け、リュウ×春麗という図式はもはや体を為さず、単なる個人の脳内妄想で自己完結という手段に帰結するほかないまま、25年間耐え忍んでまいりました。
そして時は2016年夏。ストⅡ誕生から25年目にしてゼネラルストーリーが開示されました。
リュウさんは春麗さんの握手でくっついたおかげでベガ様を見事に倒してしまわれたのでした。 筆者、25年前から答えがわかってましたから、
「やっぱりそうだったでしょ!?? あたしゃ基地外ではなかった!!!」
と、まさに冤罪が晴れて無罪を勝ち取ったかの如く、身の潔白を晴らしたわけでありました。(誰にだ?)
25年前の自分に、ゼネストを見せてやりたい。 春麗さんのウエディングドレス姿を見せてやりたい。 でもあの時の自分なら、「ほら、やっぱそうでしょ?」 であっさり完結してしまっていたに違いない。 それにリュウさんの生き様を探求することもなくあっけなく終わっていたと思う。 25年間という時空間は体験し学ぶために与えられていたのだと、今ならわかる。
25年前はどんなにリュウさんが春麗さんとくっつけば夢がかなうとわかっていても、小説などという形式で言語化する能力の乏しさにうなだれるしかなかったのです。
結末はこうだ!といくら主張していても、表現できない苦しさ。文章力の無能さに呆然自失。余りにも自分が無力すぎて、無知すぎて、敗北感にさいなまれ続けて参りました。
2016年夏。あろうことかゼネストを見て突発的に小説を書き、約2か月間で短編小説を5作書いてしまいました。 2017年5月には、まさかのR18小説を2作書いてしまったのでした。
その次は・・・実は、とてもとても重要な書きたいことがあるんです。 でも、時が満ちるまで保留にしておきます。 本当はとっくに時は満ちているんですけれども、順序が必要だと思うので。 このことを書くためには、HPで情報を開示しなければならないのです。 (意味が分からないことを書いていますね。もう少しお待ちください)
HPの記事および小説は、すべての読者さまが共感されるとは限らない内容かもしれません。よくわからない、と感じられる方もいらっしゃると思いますが、それはそれで。
ときどき、読んでくださっている方は、どんな隆春をイメージされているのかな? とも思っていて、ブログの場を設けて自由に書かせていただいています。 2017年も半分が経過してしまいました。 筆者も2016年8月にゼネストを見てからHP・ブログを立ち上げていろいろな体験をさせていただきました。 そして、このような記事に関心を寄せていただける方々との出会いに心から喜び、ともに隆春愛を分かち合いさせていただけることに深く感謝しています。
7月になりましたので、イオさんの立ち上げられた隆春本に参加させていただけることになっていましたので、そろそろ書かせていただこうかと思います。
そう思いながら、ぼんやりしていましたら、なんと!!かりんさんが浮かんできたのでした。 かりんお嬢様。 果てしなく日常生活レベルから逸脱されたスーパーお嬢さまをいかに書くのか!? いったいどうするの!?身の程知らずにも程がある! でも、ひらめいちゃったんだもん・・・。
ストキャラって、リュウさん以外にも、難しいキャラがいっぱいいたんですね。無謀な挑戦かもしれませんが。表現することを楽しみたいと思います。 隆春ファンの方で、表現してみたいなと思われたなら、ぜひ迷わず「楽しんで」表現されたらいいと思います。 自分だったらこんな隆春だな~。と。
その方にしかできない表現方法があると思うので、共有させていただけたら、とてもうれしいです。 筆者も突発的にはじめたんです。最初はまさか!と思いましたけれど、表現してみてよかったと思います。今はとても楽しいですから。
★↓こんなサイトになろうとは、当初全く思いもよらなかったんですよ。
↓ ryu-chun.jimdo.com そま (id:ryu-chun) 303日前
リュウ春ファンでよかった! - リュウと春麗の萌え日記 (そま)
過去記事にあるように、リュウ春アンソロジー用の小説を書くことを意図してぼーっとしていたら、まさかのかりんさんが浮かんできてびっくりしたことが思い出されます。
強烈でシュールなキャラをどう書くの? 一体どうしろと!?☜と、自分つっこみしながら書いた作品が、「女たちのゼネラルストーリー」でした。
本編の『ゼネラルストーリー』は、表に出ない女性キャラの支えなくしてはストーリーにできなかっただろうな~と思ったことがシュールなかりんさんと結びついてできあがった小説です。
不思議なのですが、わたしの小説は時系列どおりに書いていないのです。(最近時系列順に並べましたが)
ゲーム本編も時系列に並べるとⅡ⇒Ⅳ⇒Ⅴ⇒Ⅲとなるのですね。
きっとクリエイター様は情報をダウンロードしたままを具現化していくという手法をとられているのではないかな?と思います。
始点(Ⅱ)と終点(Ⅲ)は初代クリエイター創造神スタッフ様方が担う役割が与えられ、彼らのみ正統続編のはじまりとおわりの創造が許されたのだと感じます。
パラレルの時空間(ZEROとかコラボ作品)とか、移動時空間(Ⅳ、Ⅴ)は創造神スタッフ様以外が担われ、ゆらぎのストーリーが自由意志で許されていたのかもしれません。そこに面白さとか発見とか、新たな創造が生まれるのでしょう。
さて、アンソロジーに掲載していただいた小説を、HPにアップさせていただきました。過去の作品を読み返したら、未来の作品のイメージがわいてくるようで面白いです。
いかに妄想力を表現するか。
乏しい語彙力でもいかにイメージを文字に転写して具現化するか。
早い話が、わかりやすく妄想を共有させていただけるかということです。
自己満足です。とはいえ、永久に「満足」できそうにありませんが、「満足」できるようにできる限り近づきたい。
記号化されたキャラたちを、キャラ崩壊させずに既存のストーリーを「超越」させられるかの挑戦です。
でも、自分で書いた作品は、萌えないんだな~。
いつもつたない文章にお目通しいただきまして、ありがとうございます。<(_ _)>
↓アンソロ小説はここから直行できます。
隆春小説 Ⅴアンソロ⁻1 - ストリートファイター リュウと春麗の小説たち
鳳仙花 リュウ×春麗アンソロジー『夫婦拳客』通販始まりました!
イオ様には大変お世話になりました。この本は筆者の宝物です。
隆春の黒歴史「ドラマCD」その3
さてさて「黒歴史」シリーズ第三弾!!
今回のドラマCDは第三作目「魔人の肖像」です。このドラマCDは一話完結ものですが、大枠は連続したストーリーになっています。
いずれの作も出演しているのが、春麗さん(主人公)、リュウさん、ベガ様。
そしてそれぞれの作品に登場する主要キャラは、
第二作「復讐の戦士」ではガイル少佐。
第三作「魔人の肖像」ではダルシム師。
今回ご紹介の第三作目はと~~~ってもツボなCDだったのであります。
春麗さんに惚れている同僚の登場がカギなのです。
なんと、今回は恋の三角関係という相関関係が背後に描写されているのですよ!!
ストⅡ時代はリュウさんはまだ修行中の身。春麗さんの思いを受け止めるわけにはいかなかったんだな~と、今なら痛いほどわかります。。。。
このドラマCDでのリュウさんの役割は、春麗さんよりも強い格闘家であり、春麗さんを陰から守るキャラなのです。
だから春麗さんはリュウさんにひかれていくのはごく自然の流れだったのです。けれどこのふたりがくっついてしまえば無敵になってしまい、あっさりとベガ様を倒してしまっちゃう。(ゼネラルストーリーではそうですね)
それではストⅡは早々に完結してしまう。世界的大ヒットを飛ばしたストⅡをここで完結させるわけにはいきません。当然です。
シリーズ化を目論んでいたカプコンさんとしては絶対に完結させるわけにはいかなかったはずなのです。
だからリュウさんと春麗さんは公式の相関関係図ではあえて離れ離れにしてくっつけないように遠ざけていたとしたら・・・??
さて、キャラ崩壊がすさまじいという触れ込みで「黒歴史」のレッテル貼りでご紹介したこのドラマCDですが、春麗さんに惚れられているリュウさんをあえて鈍感真正格闘バカというキャラにしておかなければならなかったのかもしれないな~と思いました。
なぜなら、このふたりがくっついちゃ完結しちゃうから。それを避けるためにリュウさんをバカキャラにして春麗さんの思いをはぐらせておけば、誰も傷つけることもない。なんと深いキャラ設定だったのかと、今頃になって目が覚めました。
深読みしすぎですか?
まあ、気楽に楽しむのがいいですね~。
この第三作目はぜひともお聞きくださいね。かなりええ感じとなっております。当時はどんなに悶絶したことか・・・。こんなリュウ春カップルもいいよね(^_-)-☆と思います。やっぱリュウさん懐深いわ! このCD聞いて惚れ直しちゃった~。あっぱれ!!